死んで生き返りましたれぽ


死んで生き返りましたれぽ

村上竹尾

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「どんな形でも たっちゃんが生きてて よかったと思うよ」。

ある日、自宅で倒れて心肺停止するも、奇跡的に生還した「わたし」。

一命は取り留めたが、いつ死んでもおかしくない状態だった。

壮絶な闘病生活の中、家族や主治医など周囲の人に支えられ、

「わたし」は一歩一歩、「生きなおす」ための希望を取り戻していく――。

WEBで大きな反響を呼んだ、感動のノンフィクション・コミック、待望の書籍化!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作者視点が目だけなのがすごいリアルさを感じた。

 

「自分が生きてるのはなんとなくで勝手なもんだと思ってたけど

そうではなくて、誰かの心の上に成り立っているものなのか

誰かに言われて初めて気づくほど自分はなにもわかっていなかった

のだと思いました。」

の言葉に思うことがあった。

 

私も著者よりの考え方あるなあと。

 

「眠るのがこわい。眠るともうそのまま死んでしまう気がする。

明日もちゃんとくるかな」

のセリフには驚いた。子供のころ自分が毎日思っていたことだから。

無事に朝が来て、また夜になりこの問を繰り返す日常だった。

 

先生がいう

「あなたは一人しかいませんから

あなたのために頑張れるのはあなただけです。」

ってことば深いなあ。

 

主治医からひとこと、のページに何か感動。

 

脳浮腫の時の話、を見て脳を損傷するって大変なことなんだな、と。

頭を打ったら病院に行け!とよく言われるけど

これは確かにそう。いろんなところに作用してしまうんだな、怖い。

 

それにしてもこんな状態にまでなりながら、

回復し、漫画まで出版できるようになった作者さんすごすぎる。

 

 

 

ポチっと押してくれた全ての人に感謝です!
PVアクセスランキング にほんブログ村