お別れホスピタル1巻

 

お別れホスピタル1巻

沖田‪✕‬華

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本の概要

産科の次は終末期病棟!沖田×華、最新作

累計325万部超(電子版含む)!講談社漫画賞少女部門受賞!
NHKで連続TVドラマ化の大ヒット作『透明なゆりかご』
著者・沖田×華の渾身新境地!!

『透明なゆりかご』で産婦人科という「産まれる命」を描いてきた
著者が次に描くのは、「死にいく命」が集う終末期病棟(ターミナル)。

死が一番そばにある病院で働く2年目の看護師・辺見。
彼女が目にするのは、さまざまな患者の“死と人生”をめぐる
赤裸々で剥き出しの悲喜劇ドラマです。

長寿が誰にとっても当たり前となった現代で
あなたにとって、家族にとって「生きるとは? 死とは?」を
ストレートに問いかける問題作、ここに登場!!

【編集担当からのおすすめ情報】
「週刊スピリッツ」にてシリーズ連載中の本作は、連載開始時より大きな話題を呼び、電子書店ですでに多くの読者を得ています。『透明なゆりかご』同様、沖田氏の看護師としての経験ゆえの説得力を持って描かれる終末期病棟のリアルと、それぞれの人生を背負った患者たちのドラマが、笑いも交えながら、胸に突き刺さります。心にズンと残る、他にはない感動を与えてくれる本作品を是非ご一読ください!
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太田玲子さん
清井聡助さん
幸村ヨシさん
小川和夫さん
福山マサさん
本庄昇さん
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まず「ゴミ捨て場」って表現に衝撃を受けた。
終末医療って、そうか、そうなるよね、って。


太田さんは糖尿病の「カントリーマアムおばあちゃん」
「カントリーマアムください!」ってずっと言ってる。


清井さんの話で
「子供というのは結局、親が育てたように育つということ、 子供を痛めつけて育てた親は年老いた時子供に痛めつけられながら世話をされる。そういうふうにできているのだ」
ってセリフにはゾッとした。


娘さんの境遇は気の毒としか言えないけれど。
世の中には優しい嘘が必要な時があるんだなあ。


死の間際の患者さんたち、いろいろあるけどみんなそれぞれの人生だったんだなあと。
深いお話でした。