お別れホスピタル 5巻


お別れホスピタル(5) (ビッグコミックス)

お別れホスピタル5巻

沖田×華

 

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大きな反響を呼んだコロナ特別編、収録!

『透明なゆりかご』『不浄を拭うひと』も話題の
沖田×華が描く終末期病棟(ターミナル)だから
露わになる人間ドラマがここに!

主人公・辺見の憧れの先輩である赤根さんに
なんとステージ4のガンが発覚してしまう…
大学入学が間近となった息子に対してどう接するべきか、
悩む赤根さんに、辺見ができることとは?

そして雑誌掲載時に大きな反響を呼んだ特別編
「コロナと闘う看護師たち」を収録。

沖田×華にしか描けない“病院のリアル”…
第5集も胸の奥底を打つこと間違いなし!

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赤根涼子さん2

赤根涼子さん3

愛川美樹さん

三木康子さん

九条桐子さん

コロナと戦う看護師たち

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赤根さんいきなりステージ4のがんとか。。

ほっとくと余命1年ないとか。。

喋れなくなるのは嫌だから手術はしません!とか

強すぎる。。

お話は2話に別れてたけど、まだ闘病中。早く続きが読みたい!

回復しますように。

 

愛川さんのお話、なんと患者とヘルパー年の差数十才での恋愛。

お相手の患者さん杉本さんは必死にバイアグラの処方を希望するけど

病状悪化の懸念と88歳という年齢で出してもらえず。。

いくつになっても好きな女ができたら男でいたいんだなあとしんみりした。

 

三木さん。食事の誤嚥で亡くなる人が多いって初めて知った。

ヘルパーの仕事も大変なんだなあ。

その処置も背中を叩いたりと、側から見たら患者さんの家族が怒ったように

確かに虐待に見えるかも。

でもそれだけ必死で一分一秒をあらそって誤嚥したものを取り出すのに必死。

「命はひとつしかないんです」って言葉重かった。

 

九条さんこわっ!

気持ちはわかるし、できる立場にいるけど、それは殺人では…

気に入らない患者に同じことをしないことを祈る…

 

コロナ初期のお話。現場はすごいことになってたんだなあ。

とくにホスピタルの患者さんが感染したりしたらもう…

指定病棟の先生・看護師さんたちは家にも帰れず車中泊

そんなんで疲れがとれるわけないよね、辛すぎる。

看護師さんも先生もヘルパーさんも人間。感染するときはする。

辛い職業だなあ。

 

今回も考えさせられる内容の深い本でした。

 

 

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